こまち日和

心・体・暮らしの整え記録。自然に沿う暮らしを心掛けています。

稽留流産②~私が自然排出を選んだ理由~

こんにちは!

食育指導士ママのKOMACHIです👩

 

 

先日記した私の2年前の稽留流産について。

私の経験も含めて書いたのですが、

 

 

 【前回書いた記事はこちら】

komachibiyori.hatenablog.com

 

 

 

今まさに自然排出を待つという方から

メッセージを頂き

 

何か参考になればという思いで

私の経験をこちらに残そうと思います。

 

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私が手術でなく自然排出を選んだ理由

 

掻爬手術(そうは手術…掻きだす手術です)を

受けられる方の経験談は多い中

自然排出を選ぶ方の割合って

とても少ないのではないでしょうか。

 

 

どちらが良い、悪い、

ということではありません。

 

 

掻爬手術を受ければ

あっという間に

終わるとのことですし

そんなに体に負担が

あるわけでもない。(先生曰く)

 

 

それなのになぜ

わたしが敢えて

自然排出を選んだのか。

 

 

それは、

自分の心の準備と

体の素直な反応を

聞きたかったから。

 

 

 心拍もないのに

まだつわりもあったので、

胎児を含め私の体はまだ

妊娠反応を続けており

 

 

それを無理やり

終わらせることなど

私にはできないと。

そういう風にも

感じました。

 

 

手術をしないので

保険金はもらえないし、

いつ小さな陣痛が始まるのかも

全く分からないし。

 

 

 不安ばかりで

ネットを調べていたんです。

でもあまり情報はなく

見つけた数少ない情報では

 

  • トイレが血の海
  • 意識を失うほどの痛み

 

といった

不安に襲われる情報ばかりで。

 

 

壁をうまくすり抜けるタイプではなく

壁にぶち当たっていく性格の私は

ならば私が経験して

その経験を残そうと思いました。

経験談の少ないことほど

怖いもんはありません。

 

 

 

あれから月日は流れ

二年がたってしまいましたが

結果を先に申し上げますと

とても幸せな時間でした✨

 

 

流産は

マイナスな事であるにも関わらず

なぜわたしがとても幸せな気持ちに

なれたのか。それは、 

 

 

  1. 周りの環境
  2. 友人からの言葉
  3. 介護用おむつ

 

 

この3つが

とても私の力になってくれたからです。

 

 

 

 

1.周りの環境

 私はその頃

外で仕事をしていませんでした。

ですので、小さな出産に向けて

いつまでも待つスタンスでいられたことが

自然排出を選ぶことが出来る

一つ目のポイントでした。

 

 

 

 

2.友人からの経験談

 私は妊娠したことを

親族にしか伝えていなかったのですが

お腹の中で

心音が聞こえず流産待ちになったとき

 

 

私のこの経験を残そうと

リアルにインスタに投稿したところ

たくさんの反響がありました。

 

 

驚いたことに

たくさんの友人が

流産の経験があることを

頂いたコメントから知り、

 

 

見ず知らずの方からも

ご自身の流産のことを

コメントしてくださいました。

 

 

 

経験があっても

なかなか私のように

ネットにアップする人はさすがに

少ないと思います。

 

 

そして、そのことを

周りにはいちいち

話さないのでしょう。

 

 

 

皆、順調に見えて実は

いろんな辛い経験をし

今に至るのかもしれません。

 

 

 

皆からの声に

私だけが特別に

流産したのだ、とは

思えませんでした。

 

 

打ち明けたことによる

友人からの思いがけない経験談

温かいコメントに

救われました。

 

 

 

 

3.介護用おむつ

 心拍が確認できず流産が確定し

その後自然排出までには

一か月弱かかりました。

 

 

いつ小さな陣痛が来るのか不安で

外を出歩くこともできず

不安な日々を過ごしておりました。

 

 

自然排出は

小さな出産ですので

 

 

ネットによると

数時間トイレに

こもることになるとの事。

 

 

トイレは血の海

その血を見ることと

痛みとで

 

 

ショックを受ける方が

多いのだと

私なりに推測しました。

 

 

何か方法はないかと

アンテナを張っていた時

 

 

ドラッグストアでふと

目に入ったものが。

お年寄りの方向けの

介護用おむつでした。

 

 

介護用おむつは

尿は吸いますが

大量の経血は

吸ってくれるのか…

 

 

全く分かりませんでしたが

この際介護用おむつに

掛けてみようと考えました。

 

 

結果、

寒い冬真っただ中の

真夜中に起こった小さな陣痛。

布団の中であったにもかかわらず

見事にとんでもない量の経血を

吸い上げ

 

 

トイレで一切の

血の海を見ることもなく

 

 

布団の中で寝ころびお腹を温めながら

痛みを逃がし

 

 

結果2.3時間で

胎嚢(たいのう)が最後に

出て来ました。

 

 

一緒に痛みを乗り越えて

身体と向き合い

最後に出てきてくれた胎嚢に

前向きなありがとうとさようならを

告げることが出来ました。

 

 

 次回へ続きます。

振り返ればよい思い出です。

 

 

次回は

小さな出産直後の私が

その時記したリアルな言葉を

載せます。

 

ランキング参加しています。
ぽちっと応援よろしくお願いいたします。

 

 

私の経験が少しでも

どなたかの力と

なれますよう…🌸

 

KOMACHI

 

 

komachibiyori.hatenablog.com

 

 

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