こまち日和

心・体・暮らしの整え記録。自然に沿う暮らしを心掛けています。

本来の自分を取り戻すために

私はどうも、感覚がズレている。

周りのクラスメイト達と自分は、違う。

そう感じたのが中学生の頃。

それをマイナスと捉えてしまった思春期。

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世の中で一般的に、ステキと評価されている物、人。

私だけどうも、基準が異なる。話の輪に入れない。

 

自分だけが周りについてゆくことができない、流行に乗れない。

そんな自分に自信が持てず、子供時代を過ごしました。

 

 

人と違うことは魅力である、そう初めて教えてもらった経験は

19歳の時日本を飛び出しチャレンジしたオーストラリアへの短期留学でした🇦🇺

グループの中で自分のストレートな意見を伝えて蚊帳の外になってしまった経験から

日本では極力、自分の意見は差し控えて周りに合わせていましたが、

オーストラリアではそれが通用しない。

 

・自分なりの主張が何もない

・意見を持たない

・自分の軸がない

・何を考えているのか分からない

 

そんなふうに捉えられてしまうことに氣付きました。

 

その後23歳の時。カナダとアメリカへフラフラする一カ月限定の旅に出ました。

当時ダンスをしていた私が伸ばしていたロングの黒髪。それをめちゃくちゃ褒めてくれた黒人女性の言葉。

テーマパークでマイクを握っていたその女性が、わざわざ遠くにいる私に、

マイク越しに皆の前で私のヘアスタイルを褒めてくれたのでした。

その経験も含めて、私が日本人であること、そのままの自分が誇らしくなりました。

 

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自分が持つ感性や人と違った価値観を

日本の中で強みにしようと感じ始めました。

 

けれど、結婚を見据えて無理やり選んだ、社会人としての仕事はガチガチのデスクワーク。

そのまま結婚・妊娠と立て続けに大きく自分の自由な世界が閉ざされていき、

子や夫のお世話に全力を注いで自分の良さを引き出すことができず、41歳まできてしまった。

本気でそう思って自分を苦しめておりました。



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お母さんという立場に立てば、皆陥る感覚なのかもしれません。

なぜあれだけ一生懸命人のお世話を行ってきたのにも関わらず

 

自分には何もない

 

 

そんなふうに感じてしまうのか。それは

世の中の評価があまりにも少ないから。

 

・金額の額面として、目に見える評価がない

・賞賛される場がない

・子育て中自分のことを後回しにする長年の癖が染みつき抜け出せない

・無限に湧いてくる家事

・自分のためにお金を使いにくい

 

 

そして私は本来の自分を取り戻すべく

この4月の一か月間、自分のためにお金を払ってプロの方々の力をお借りし、

徹底的に自分と向き合うことを決意し、行いました。

 

 

そして見えたことは

子育てで人のお世話をしてきたこの14年間のこと。

 

この14年はかけがえのない経験であり

その中で確実に根をはって、これからの人生で成し遂げていくための確固たるベースを築いてきたのだと氣付かされ

過去の苦しかった自分の日々と、その都度乗り越えてきた自分を愛おしく感じました。

 

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本来の自分を取り戻す。

見えない鎖にガチガチに縛られ

自分には何もないと思い込んでいた日々。

 

そんな自分を手放すためには

子供の頃まで遡り、すっかり忘れていたあの日にもつれた紐を解いていく作業が必要でした。

 

自分が人とズレていると感じたこの感覚を強みにして、

自分を世の中に役立てていく。

そして最終的には

愛あるエネルギーであるお金が循環する社会を作るために

 

まずは自分が

愛のエネルギーを循環させられる実績を作ろう。

そんなふうに感じています。

 

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新たな5月が始まり、

4月で見つめ直した根っこをベースに

積み上げていく作業を行なっていこうと思います。

 

私にとっての4月は不必要な思考やモノを

見極め、手放し、整え、また形作る、

その過程の中で家の断捨離にも目を向けました。

 

同じく断捨離を頑張ると宣言してくださった皆様にとって

この4月はいかがでしたでしょうか。

 

次の5月も目標に向かって、共に

軽やかに頑張りましょう🥰

 

今日も良い1日をお過ごしください。