こまち日和

心・体・暮らしの整え記録。自然に沿う暮らしを心掛けています。

レンガ積みの男の話

以前の職場の先輩からの誘い。

私個人へのお仕事の依頼だった。

そのために彼女は茶に誘ってくれたのだ。

 

自分のスキルが

世の中に求められるって、嬉しい。

 

自分の思考が変わってきた事で、

少し周りの状況、変わってきたかも🤔

 

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先輩と言っても。

友達みたいなもんで。

 

いや、違う。

友達っていう単純な括りでもなく、

シンプルに、人として惹かれる。

 

優しい雰囲気で

オブラートに包まず

ストレートに言葉をくれる。

上っ面がないから信頼できる。

 

優しいのにまっすぐ意見をくれるから

ストレートに言葉が届く。

 

今まで出会ったことがないジャンルの人だ。

あっという間の2時間が過ぎた。

 

ハッとさせられることが多く

学びがあって楽しい

そんな彼女との会話の中でふと、

昔聞いたこんな話を思い出した。

 

 

レンガ積みの男の話

ある時。出会ったレンガを積む2人の男性に

何をしているのかを訪ねた。

 

1人目の男の答えはこうだ。

『レンガを積んでいるんだ』

 

家族を養うため。その日の給料をもらうため。

朝から晩までレンガを積んでいる。

腰は痛むし手もひび割れ傷だらけ。

ひたすらにレンガを積むことを続けている。

 

 

そしてもう一方のレンガ積みの男性にも

同じ質問をした。

 

2人目の男性の答えはこうだ。

『俺たちは歴史に残る偉大な大聖堂を

造っているんだ』

 

レンガを積むという行動の先に

人々の幸せと未来を見つめ、

社会に自分がどう貢献できるかを考え

それに向けひたすらにレンガを積み続ける。

 

 

このふたりは、

側から見るとレンガを積むという

全く同じ作業をしているように見える

 

が、見ている先が全く違うのだ。

 

行動に対して目的意識を持っているか。

はたまたどんなゴールを見据えて

行動を起こしているのか、で

自分の心の持ちようも

そこに集まってくる人も変わってくる。

 

そう。

このレンガ積みの男の話を

彼女との会話の中で

ふと思い出したのだった。

 

彼女は

二番目のレンガ積みの男のような人だ。

向けている矢印はいつも周りへ。

自分自身に、ではない。

 

 

必要なのは

その人が行っている行動自体、でなく

【その人がどんな目的を持ち

どこにゴールを定めて行動を起こしているか】

を見定める力。

 

それはすぐには見えない。

けれど、関係性を深めていく事で見えてくる。

 

 

 

🌸付き合う人は自分から選ぶ

🌸相手を知る為のある程度の時間を得ること

🌸上っ面でなく本音で人と向き合うこと

 

それを改めて、

大事だなと感じさせていただいた、

そんな彼女との素敵なお茶の時間でした。☕️