こんにちは!
暮らしを整えることが好き、KOMACHIと申します。今日は子育てママの心の整えに関するお話です。
起業を考えるママが増えているそうです。かくいう私もその一人で、育児とお金を稼ぐ事を両立させるために起業を考えました。けれど時間的に思うように動けない、そして結局動かない、そんな自分にしょっちゅうイライラして、自分はなぜ動けないのだろうかと、自信を無くしてしまい、低すぎる自己肯定感をどう上げたらよいのか、もがく日々でした。
そんな中、ある勉強会に参加したことをきっかけで、ある一筋の光を見つけます。メンタルコーチであり、数多くの本を出版されています、ワタナベ薫さんの勉強会です。
そこで知識を得て、自分を客観的に見た時、自分が動けなかった(動こうとしなかった)理由は、実は子育てママ特有の脳の癖だったのではないか?と感じるようになっていったのです。
ママの起業が上手くいかない一般的な理由
・そもそも時間がない
脳の癖についてはまた後程お話します。
そもそも子育てママの、自分の為だけの時間はそう多くありません。ご飯を食べる時間。眠るタイミング。なにもかも家族に合わせざるを得ません。
子育てという仕事に就くと、起業どころか自分のメンタルを守ることに必死にならなければいけないほど、心が追い込まれ情緒不安定になりがちです。
特に小さなお子様を持つママは、24時間付きっきりで面倒を見なければいけませんし、同時に親の介護等をされている方には本当に頭が下がります。
・自己肯定感が低い
子育てを含む『主婦』という仕事に就くと、評価されることが明らかに少ない環境下に置かれます。
どれだけ毎日一生懸命動いてもお金が発生することはありません。夫からの評価は少ない、もしくは無い方もいらっしゃるでしょう。そして、ここまで行えば完了!がありません。主婦の仕事は無限です。
誰にも認められない。目に見えた結果が残せない日々が続くことにより、自己肯定感はどんどん低くなっていきます。
では、次に、ママが企業でうまく行かない決定的な理由を言います。
ママの起業が上手くいかない決定的理由
行動に移さない
人は本来、誰しも直感が働いています。直感のひらめきをキャッチすると行動に移し、結果を得る。そしてまた直感のひらめきをキャッチし、行動し結果を得る。このサイクルが上手く回ると、自己肯定感が高まっていきます。
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逆に、このサイクルが上手く回っていない人は、直感のひらめきをキャッチしてもすぐ動かないことにより抑止力が働いてしまい、結局動かないのです。
時間がたつほど、動かない事の言い訳がどんどんと湧いて出てきます。
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時間がない
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お金がない
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自分に自信がない
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一緒にやってくれる人がいない
そして、怖いことが起こり始めます。直ぐに行動に移さないことを繰り返すことにより、自分は動けない人間であるという自己催眠をかけていきます。こうして【動けない人脳】がどんどん癖づいていきます。
『私は動けない人だ』という自己催眠をママは長年かけ脳に刷り込んでいる
子どもがまだ小さい数年間の中で、ママは強制的に【動けない人の脳】を作り上げる環境下に置かれます。
①直感を鈍らせること
違った環境の人との出会いは少ない。子連れの為、行先は限定される。ワクワクドキドキ感が無い場に居続ける。
②すぐ行動に移さないこと
移さないのではなく、現実的に移せない、が正解。
何かひらめいても、子どもが一番の為すぐに行動に移しにくい。自分がやりたいことよりも、家族のためにやらなければいけないことを優先することが当たり前になっている。
③結果が見えないこと
子育てを日々頑張っていても、目に見えた評価はない。お金は稼げない。夫からの評価は少ない、又はない。夫は社会経験値は高いが、『子育て経験値』が低い為、大変さが理解されない。
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要するに、ママが日々の子育ての中で目に見える結果を残せていないと思うことで、自分は動けない人だ!思い込み、【動けない人脳】を深く癖づけてしまっているだけなのです。
あなたのせいじゃなかった!ママは【動ける人脳】を意識して取り戻そう
子育ての日常は、あなたに【動けない人脳】を刷り込むには驚くほどよくできたシステムになっています。あなたの自己肯定感をどんどん低下させていきます。産後鬱なども、そういった理由から発生するのではないかと私は考えています。
脳のメカニズムが理解できた人は、動けなかった理由は私のせいではなかったのかもしれない!と実感できるのではないでしょうか。子育ての数年間の中で、脳に刷り込んでしまった【動けない人脳】の仕組みを理解したなら、次は
直感が働いたら → 抑止力が働く前に行動 → 結果を得る
を意識し、【動ける人脳】に意識をシフトしていく事をお勧めします。それが、ママが起業を考える前にまず行う事であると私自身は考えます。
①直感をキャッチしよう
刺激のない毎日に、少しのエッセンスを。私自身の話をしますが、下はまだ2歳の子を育てていますので、まだまだやらなければいけない事に追われる毎日です。やりたいことやワクワクすること等、ふと頭によぎってもすぐに行動に移せない場合は手帳にすぐ書く癖をつけています。
すぐにできることは、多少家事を放置し、すぐ行動に移すことを心がけています。
②行動してみよう
私は月に一回、自分のために予定を確保します。一人でランチに行ったり、映画を見に行く等、自分のやりたいことやワクワクのために行動します。あえて自分自身の『好き』を大切にする時間を作ることを心掛けています。
③結果を得よう
『好き』を大切にしたあなただけのその時間に、あなたが感じたことが結果として残ります。その結果から、ものすごいワクワクが生まれ、またひらめきという直感が浮かんで行動に移せば、また結果が見える。それが快となって体に染みつけば、もう動ける人脳が癖づいて取れなくなり、成功体質となっていきます。
まとめ
今回お伝えしたお話は、ママの起業の話だけにとどまらず、もっと根本的に重要なことです。特に今、心身ともに身動きが取れず苦しい中、子育てしているママ達へ届けばいいなという思いと共に、過去苦しんだ私自身への言葉として、書き連ねました。
動けなかったのはあなたのせいじゃないんだということ。子育て中に刻み込んだただの脳の癖である、という認識をまず持っていただきたいと思います。
そのうえで、動ける人脳を意識してみてください。ひらめいたら抑止力が働く前に動いてしまうということ、そして結果を得る。そのサイクルを回し続けることにより、自己肯定感が高まっていくでしょう。私自身、まだいまだに脳の癖が取れずにいますが、なぜ動けなかったのかが明確になることで、自分のせいではなかったのだと安心したと同時に、動いてみようという気持ちになることができました。ママとしてではなく一人の女性として、起業に限らず何か行動してみたかったことがあれば、是非少しずつ、脳の癖を意識し、行動に移してみてください☺私も頑張ります🌸🌸 KOMACHI